東日本大震災から一年 (03/11)

東日本大震災から一年が経ちました。

一年前の14時46分に起きたM9の地震とそれに伴って発生した津波、
そして、その後の度重なる余震により、
16000名近くもの尊い命が失われ、
現在も3000名を超える方が行方不明となっています。

ご家族やご友人をなくされた方、
行方不明になっている大切な方を探し続けておられる方、
地震でお怪我を負われた方、
地震によって起きた原子力事故に苦しめられている方、
ご自宅やお仕事をなくされた方、
ご家族がバラバラになってしまわれた方など、
本当に今も、悩み、苦しみ続けておられることと思います。

今、私の友人が宮城県石巻市にボランティアに行っています。
あちらに着いて一番の感想が、
「日本の技術があって、一年経っているとは思えない。」
でした。
本当に何も進んでいないそうです。

でも、そんな中、気力を振り絞って前を向こうと一生懸命に生きている方達がいて、
立ち上がろう、何とかしよう、と必死に頑張っておられる方達がいるそうです。

こちらに住んでいると、
「もう一年か・・・」と思ってしまいがちですが、
被災者の方達にとって、この一年がどれだけ長かったか・・・。


これは、気仙沼市で発見された携帯電話に残された最後のメールだそうです。

17歳の娘さんが、隣で息絶える14歳の妹さんを見送りながら、
埼玉で暮らすお父様の身を案じ、大好きだと伝えようとしたメールです。

隣で妹が死にゆく中、
どんな思いでこのメールを打ったのでしょうか?

『生きている私たちに出来ること』

今一度、きちんと考え、行動していきたいと思います。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
亡くなられた方のご家族やご友人の心が少しでも癒され、
お怪我をされた方々の傷が治癒し、
行方不明の方々が一日も早く、一人でも多く、ご家族の元に帰られることを願ってやみません。

黙祷を捧げます。



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